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レリG お料理推進委員会(仮) 第三回

おはようございます。お料理推進委員会(仮)担当GHスタッフ S(今年も独身) です。

今回のテーマは『最低限用意すべきキッチン用品(清掃整頓編)と選び方』です。

 

前回は調理に使う道具と選び方をご紹介しました。

しかし、快適な自炊生活には清潔な環境も大切な要素です。

焦付きだらけの鍋で作ったお料理を油でベトベトのお皿に並べても到底食欲は湧きませんね。

 

前回と同じ基本の考え方は以下の3つ

・他で代用できないものをまず揃える

・最初は最小限に。必要に応じて徐々に買い揃える

・収納する場所とスペースをイメージする

 

では、今回も基本を踏まえて必要な道具を見ていきましょう。


スポンジ

焦げ落としがついた二面式ナイロンスポンジが便利です

食器等のきれいな場所用と、シンクや排水溝等のあまり綺麗ではない場所用に色違いで2つ用意しておくと清潔に使えます

雑菌が繁殖しやすいことから、月に一回以上新しいものに取り替えるようにします

取り替え頻度が高いので、お徳用5個入りパック等を購入すると経済的です

価格:¥200前後~(セット価格)

 

ふきん

スポンジと同じく、食器や台の上等の綺麗な場所用と、床やシンク内等綺麗ではない場所用に色違いで2枚以上用意します

これも用途的に汚れやすく、買い替え頻度が高いので複数枚入ったお徳用パックを購入すると良いでしょう

価格:¥100前後~(セット価格)

 

洗い物ラック・水きりカゴ

洗い物を並べて乾かすカゴです

長時間水に濡れるものなので、サビにくいステンレス製のものがおすすめです

シンクの中に置くタイプと外に置くタイプがあるので、購入前に「どこに設置するか」を決めておき

「設置場所の幅」をチェックしておくようにします

箸立てがついている物や、畳んで保管できるものもあります

価格:¥2,000前後~

 

食器洗剤

必ず研磨剤が入っていない食器用洗剤を購入します

用途以外の洗剤を使用すると食器を傷める原因になったり、洗剤の成分が食器に残ってしまったりします

食器用洗剤でも手洗い用と食器洗浄機用があるのでそちらもよく確認します

価格:¥100前後~

 

金たわし・クレンザー

スポンジでは落ちない焦げ付きや、シンクにこびり付いた水垢をこそげ落とすのに使います

汚れが付着しやすいのでスポンジと同じく定期的に取り替えるようにします

汚れを溶かして洗う洗剤と違い、汚れを削り落とすことから、デリケートな食器やガラス製品には使わないようにしましょう

また、力任せに強くこすると傷ついたりテフロン等の皮膜が剥がれることもあるので、丁寧にやさしく扱うようにします

クレンザーは液体と粉末がありますが、液体タイプが扱いやすくお勧めです

価格:各¥100前後~

 

ラップ・アルミホイル

ラップやホイルには一般的にカッターが付いていますが、分別が容易な紙製カッターの商品がおすすめです

サイズが豊富にありますが、少し大きめの物を用意しておくと良いでしょう

アルミホイルは絶対に電子レンジでは使わないことも改めて注意して下さい。火災の原因になります

価格:各¥100前後~

 

オマケ

☆ラップの豆知識☆

使い終わったラップを丸めたものに洗剤をつけて泡立ててからシンクやコンロを磨くと驚くほどピカピカになります

ラップは洗剤を吸収しないので、洗浄面と洗剤が密着して直接汚れを溶かし落とすという仕組みです

スポンジでは落ちにくい凹凸面にも効果的なことに加え、ラップは柔らかいので洗浄面を傷つける心配もありません

☆アルミホイルの豆知識☆

二つ折りにしたアルミホイルを紙を切るように包丁で数回切るだけで、包丁の切れ味がグンとよくなります

これはアルミの熱伝導率が高い・融点が低い性質から、アルミホイルを切る時に摩擦熱が生まれ

その熱で溶けだしたアルミが目には見えない包丁の隙間に入り込むという原理によるものです

 

続いて、優先順位は下がるけれど用意しておくといいものです。

 

キッチン用漂白剤

ふきんやまな板、スポンジ等の消毒に使います

特にまな板は隙間に汚れ・雑菌が溜まりやすいので定期的に消毒していつも清潔に使えるようにしておきます

 

スポンジ置き

綺麗に洗剤で洗った食肉トレー(挽肉等少量パックの発泡スチロールトレー)でも代用可能です

ぬめり・雑菌が繁殖しやすいことを考えると、使い捨てられる食肉トレーのほうが実用的かもしれません

その場合、見かけが良くないのが難点です


お料理推進委員会(仮)第三回をお送りしました。

 

油汚れは熱に弱いという特徴から、汚れがついた時点で拭けばスルッと落とせます。

逆に放置することで冷えて固まり、どんどん頑固な汚れに…

 

重要なのは汚れをためないこと。

日々の"ちょっと掃除"を心掛けることで頑固なベタベタカチコチ汚れはつかなくなるはずです。

 

美味しい料理を作るにはまず環境から。

清潔なキッチンを維持することは、包丁のテクニックや料理の火加減以上に大切です。

 

さて、ここまで押さえたらお料理の準備OK!まずは一品作ってみましょう。

次回はいよいよ実践『包丁も火も使わない簡単レシピ』です。