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「入浴保温」

おはようございます、グループホームレリGです。

草木が一斉に芽吹き、ようやく本格的な春到来ですね。

 

早速ですが、以前「春先の季節の変わり目に」というタイトルで、記事を掲載させていただきました。

その中の、春の季節の変わり目を迎える準備のひとつである「入浴保温」について、もう少し詳しくご紹介をさせていただきますね。

お風呂に入ってゆったりと湯船に浸かり、身体の緊張をほぐす。

身体が冷えた日や疲れた日は入浴で体温を上げておくと、体力回復や病気予防にも繋がります。

その効果は...

 

〇温熱効果

少しぬるめのお湯に15分~20分浸かるのが良い。

熱いお湯に入るのは、交感神経を優位にするため非常に有効といえます。

しかし、副交感神経を優位にするには、夏の時期は39℃前後、冬の時期は40℃前後のお湯にゆっくりと浸かるのが良いでしょう。

ただ、温度の感じ方には個人差があるので、お湯に浸かっていて心地良い温度設定にしましょう。

 

〇静水圧効果

水圧によって血行促進され、新陳代謝が良くなる。

全身浴では水圧によって心臓への負担が大きいのですが、半身浴や足浴では水圧が減少するので心臓への負担が少なくなります。

 

〇浮力効果

筋肉の緊張の緩和によってリラックスすることができる。

お風呂に首まで浸かると、体重は約十分の一になり身体が軽くなった感覚により、筋肉が緩みリラックスした状態になります。

 

そういえば「季節湯」がありましたね。

季節のお風呂には毎月あること、ご存知でした?

3月の蓬湯(よもぎ湯):蓬湯は血行を促進させるため、肩こりや腰痛、神経痛などをやわらげる働きがあります。

日本の四季を楽しみながらの入浴も良いですよね。