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「年度」について

おはようございます、グループホームレリGです。

日増しに暖かくなり、早春の息吹を感じるこの頃です。

皆さん、お変わりございませんか。

 

新年度へ向けて、節目の月である3月となりましたね。

今回は、節目時期の「年度」についてです。

 

「年度」とは、

年度が「4月1日~翌年3月31日」になっているのは、米の収穫時期に合わせたもの、というのが通説です。

明治19年から始まった国の会計年度は、財政法という法律で4月1日~翌年3月31日と決まっています。

事務や会計決算など、特定の目的のために区切られた一年の期間となります。

会計年度の時期を自由に決められ、国や地方自治体の会計年度に合わせて、4月から翌年3月を年度の区切りにする場合が多くなっています。

また、年度は分割され、半分に分けて半期に、四分割され四半期とされることもあります。

国や地方自治体が予算を執行するための「会計年度」、学校などで学年の切り替えを行う「学校年度」、この2つは「4月1日~翌年3月31日」の区分を採用しています。

 

改元に伴う元号の年度はどうなるのでしょう。

「平成」は平成31年4月30日までで、その年の5月1日から新元号である「令和」となりました。

この場合の翌年3月31日までは「平成31年度」となるのでしょうか、それとも「令和元年度」となるのでしょうか。

その年度内での「平成」は4月1日~4月30日のみとなり、年度の大半は新元号となります。

よって、会計年度は「平成31年度」ではなく、一般的には改元日以降「令和元年度」となります。

その前の「昭和」から「平成」への改元は、昭和63年度中であった昭和64年1月7日に昭和天皇が崩御され、翌日1月8日から元号が「平成」となりました。

この時は、昭和63年4月1日~平成元年3月31日が「昭和63年度」、平成元年4月1日〜平成2年3月31日が「平成元年度」となりました。

 

簡単にまとめてしまうと「年度」とは、特定の定められた1年間ということになります。