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水さえ飲んでれば大丈夫って、ほんと?

皆様、残暑お見舞い申し上げます。

グループホームレリGです。

 

まだまだ暑い季節が続いており、日々水分補給や熱中症対策をされていることと思います。

しかし、注意して頂きたいのです。

 

汗をかいたから、暑いから、と

お水だけをがぶ飲みしたりしていませんか?

 

実は夏の水分補給は水やお茶のみでは不十分!

正しい水分補給をしないと、血液はどんどん薄まっていき、逆に体調を崩してしまうことも・・・

では正しい水分補給とは何なのでしょうか?

 

ここで有名な大塚製薬のポカリスエットを例に挙げてご説明します。

ポカリスエットは自宅の水分補給の際や、医療の現場でも推奨される飲料として有名です。

なぜお医者様までが数ある飲料の中からポカリスエットをお勧めしているのか?

 

そもそも水分補給とは、汗によって流れ出た水分と電解質(ナトリウムやカリウム)を補充し、血液がドロドロになったり薄まったりして正しく栄養や酸素を体中に循環させられなくなるのを防ぎ、汗をかき続けられるように水と栄養素を補給する行為を指します。

 

もし、お水だけを補給した場合、水分は補給されますが電解質は補給されず血液は大量の水分で薄まり

栄養素が不足し体の循環器系が機能不全に陥ることもあるのです。

 

昔、とある鉱山で働くメキシコの工夫達は、40度近い室温と地熱の中大量の汗かき、熱中症で命を落とす人も多かったとか。

その人たちはその対策として、塩と一緒に水を飲んでいたそうです。

塩は塩化ナトリウムなので、電解質の元となるナトリウムを含んでいます。

現在では市販の塩タブレットなどをよく見ますが、昔から塩分が人には必要だとされてきたんですね。

 

ポカリスエットはそういった現場の豆知識を元に電解質を補給するという医療的目線と、喉がカラカラの時でも口当たりよく飲めるような味を追求し生まれた、当時甘いジュースとお茶しかなかった日本にとって画期的な飲料だったのです。

 

余談ですが、できればお茶や甘いジュースではなく、塩分から吸収されるような電解質を含む飲料が理想的です。

 

医療現場では「飲む点滴」と呼ばれ、大塚製薬は「飲む汗」をイメージして作られたポカリスエット。

こうして聞くとなんだかおいしそうじゃないけれど、人が暑い季節、水分補給をするのに専門家も認める効果がある事を知って頂けたと思います。

 

まだまだ暑い季節は続くようですが、正しい水分補給で涼しい秋を一緒に迎えましょう。

グループホームレリGでした。