こんにちは!
今年も残すところ約1か月・・・
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は先日とある研修に参加させていただきました。
そこには福祉職のみならず、一般企業の方も参加されていました。
その研修の中で講師の方から「あなたは精神障がいについてどの程度知っていますか?」というお話がありました。
私は障がい福祉を大学で学んでいたということもあり、少しは知っていました。ただ、参加されている方の中には「名前を聞いたことがあるが実際に会ったことはない」「知り合いに居るがよくわからない」「ネットで調べた知識くらいならある」というような方もいらっしゃいました。
大学にいたことは周りも同じ福祉を勉強している仲間、仕事についてからもやはり同じように福祉を知っている方々に囲まれていたこともあり、このあまり知られていないということに衝撃を受けました。
厚生労働省の調査では約392万人の精神障害を抱えた方々がいらっしゃいます。
これは千葉県の総人口の約半分に当たります。
それだけ多くいても知られていないということです。
少し話が変わりますが、皆さま「障がい者に対してどのようなイメージを持っていますか
?」
多くの方は「よくわからない」「怖い」「不気味」といったマイナスなイメージが多く上がってくるかと思います。
私も昔はそうでした。しかし、それは障がい、障がい者について知らなければ仕方のない事だと思います。
誰しも知らない事、分からない事、初めての事と直面することは非常に怖い事だと思います。
だからこそ、多くの人に本当の障がい者について知っていただきたいと思いました。
今回参加させていただいたセミナーではこんなお話もありました。
「障がいを知った上でそれを拒むのは仕方がない。受け入れる受け入れないはその人の自由である。ただよく知らない、偏った情報だけでその人や障がい者を判断するのはただの差別、偏見である」
食わず嫌いという言葉あります。
私は昔梅干しが食わず嫌いでした。しかし今ではコンビニで買うおにぎりは大抵梅干しのおにぎりです(笑)
知っているのと知らないのでは世間の見え方も大きく変わります。
皆さまも少しでも障がいについて正しい知識を知り、その上でご自身がどう関わっていくかを考えていただけると幸いです。