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レリGお料理推進委員会(仮)第九回

おはようございます。お料理推進委員会(仮)担当GHスタッフ S(春が遠い独身) です。

 

前回までに前菜から食後の甘いもんまで、一通りのお料理紹介してきました。

今回からしばらくは食事作りから視点を変えて、お料理や食事の知識に踏み込んでいこうと思います。

 

今回から数回は皆さん興味津々(?)ダイエットについて。

 

では、今回はまたシリーズを通しての僕の考えからお伝えしようと思います。


・何よりも最初に「断たない」

 最近流行り(?)の糖質制限や置き換えダイエット。はたまた夕食抜きダイエットなんてのも…

 お医者さんや栄養士さん指導の摂取制限なら話は別ですが、知識がないまま糖質・炭水化物・脂肪・

 カロリーを断って痩せようとすると、まず100%必須栄養素も不足します

 炭水化物や糖質は体のエネルギー源。脂質はホルモンや細胞の防護壁。

 それらを過度に断てば、脳や臓器に栄養が足りずフラフラクタクタ、お肌カサカサ、髪パサパサ。

 はっきり言いますと、必須栄養素を摂らずに体重を減らした状態は 痩せではなく、やつれ です。

 三食食べ、栄養素をしっかりと摂り、適正な体重とスタイルを維持することを目指しましょう。

 

・ローマは一日にして成らず「焦らない」

 意気込んで「1ヵ月で10kg痩せたい!」といった難しい目標を立てる人も少なくありません。

 しかし、目標体重のハードルが高いと、なかなか体重が減らない葛藤で挫折してしまいがち。

 また、短期間で大幅に体重を落とすことはリバウンドにもつながりやすいのです。

 リバウンドせずに継続できる目標体重の立て方は、まず現体重の5%の減量を目標に。

 例えば現在の体重が50kgの方であれば5%にあたるマイナス2.5kgの47.5kgが最初の目標となります。

 これを1~2ヵ月で落とすことを最初の目標にしましょう。

 達成できたら、そこからさらに5%の減量。このように小さなゴールを積み上げていくことが大事です。

 

・無理は禁物「気負わない」

 ダイエットをする際、スポーツジムに通い始める人も少なくありません。

 しかし、忙しくて一度でも行けない時があると、その後は面倒になり続かない…という話もちらほら。

 継続できなければ意味がありません。

 気負ってスポーツジムに通わなくても日常生活で活動量を上げるように意識するだけで十分です。

 階段を使う、早歩きをする、電車で座らない、姿勢をよくする、普段からお腹を凹ませる等、

 普段の生活でできることを継続していきましょう。

 

・+αで「きちんと知る・考える」

 上の3つにも言えることですが、知識のないままに漠然と痩せよう。体重を落とそう。と取り組むと

 挫折するか体調を崩すかのどちらかです。 何よりも大事なのは適切と適正を知ること。

 自分の今の体重はどのくらいで、体脂肪率はどのくらいで、適正体重と体脂肪率はどのくらいなのか。

 どのくらいのペースで落とせばいいのか。そのための摂取カロリーと消費カロリーはどのくらいか。

 今の食生活や生活習慣でどこを見直せるか。過分を減らし、不足を補うには?

 サプリや健康食品を使うとしたら正しい使い方は?運動をするとしたら体の負担にならないような頻度は?

 効率的に、効果的にダイエットするには知る・考えることがとても大事です。

 

実体験からになりますが、ダイエット目的で黒烏龍茶を常用していたことがありました。

ただ、よくよく調べてみると黒烏龍茶は「食事と一緒に飲むことで」脂肪の吸収を抑えるそうで…

また、黒烏龍茶は「脂肪の吸収を抑える」為のものであり、身体の脂肪を燃焼させる効果はない…と

逆に空腹時に飲みすぎると、胃の中の必要な油分までなくなって酷い胃炎になる可能性も…

決して安くはない黒烏龍茶を何十本無駄に摂取していたのかと…逆に体調を崩す恐れもあったのだと…

本当に、知る・調べることは大事だと実感しました。

 

この3つ+αの考えをこれからのシリーズで念頭に置いて頂ければと思います。


お料理推進委員会(仮)第九回。今回はダイエット編の導入を書かせて頂きました。

今回からもまた新シリーズでよろしくお願いします。

 

次回は基礎知識として

『減らせばいいってもんじゃない!?カロリーと代謝のお話』です。