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レリGお料理推進委員会(仮)第十回

おはようございます。お料理推進委員会(仮)担当GHスタッフ S(松の内も独身) です

 

前回からダイエットについての情報をシリーズでお伝えしています

今シリーズの基本の考えは3つ+α

「断たない」「焦らない」「気負わない」+「きちんと知る・考える」

今後もこの3+αの考えを念頭に情報を発信していきます


今回のテーマは、早く痩せたいのはわかるけれどもう少しお勉強

ダイエットの前に大事な 代謝とカロリー についてです

 

基礎代謝 という言葉を耳にしたことはありますか?

基礎代謝とは、日常で自動的に消費される必要最低限のエネルギー(カロリー)のことです

例えば、寝ている時でも動いている心臓や内臓・脳の活動にもエネルギーは使われています

このように、意識的に運動しなくても生きているだけで消費されるカロリーが基礎代謝です

 

一日に基礎代謝として消費されるカロリー量は成人女性で約1200、男性で約1500キロカロリー(kcal)

…とされていますが、同じように食べても太りやすい人と太りにくい人がいます

また、体質として 代謝が良い(高い)/悪い(低い) という表現も良く聞きますね

このように基礎代謝には個人差があります

 

代謝が良い=カロリーが消費されやすい

代謝が悪い=カロリーが消費されにくい とも言えます

 

基礎代謝には以下のような特徴があります

①成長期をピークに加齢と共に1~2割減少

 15~17歳男性の基礎代謝は約1600kcal 50代男性で約1400kcal

  同じく15~17歳女性で約1400kcal 50代女性で約1100kcalまで減少します

 基礎代謝が減少するということは同じ運動量でもカロリーが消費されにくいということ

 年齢を重ねると太りやすく・痩せにくくのは錯覚ではなく、基礎代謝の減少に起因しています

 

②基礎代謝は多くを筋肉が消費するため、筋肉質の人は一般的に基礎代謝が高くなります

 肝臓・脳・筋肉の3か所で基礎代謝の60%を消費しています

 つまり、筋肉質の人は多く食べても太りにくいということ

 ダイエットの時に筋トレとの併用が効果的と言われるのはこのためです

 運動によって筋肉を作れば基礎代謝が高まるため、減量に繋がります

 

③逆に、筋肉が落ちると基礎代謝が低くなります

 筋肉が減って基礎代謝が落ちると食事を減らしても体重が落ちにくくなります

 筋肉が減ると体内の組織が「あれ?筋肉が減ってるぞ?」「栄養が足りてないぞ!身体が維持できないかも!」

 「栄養を節約しなきゃ」…と、自動的に栄養(カロリー)の節約モードに入ります

 節約モードの状態から食事量を元に戻せば、当然太ってしまいますね

 この状態がダイエットの天敵『リバウンド』です

 リバウンドを繰り返すと、体質としてリバウンドしやすくなってしまうのも問題

 「断たない(=身体を節約モードにしない)」を念頭に置いたのはこのためです

 

では、どのような状態が基礎代謝が低いと言えるのか。気になりませんか?

基礎代謝量は外見では判断できませんが、兆候はあります

基礎代謝の低下を知る手がかりは、以下のようなものです

 

 1)…平熱が35℃台

 2)…身体がむくみやすい

 3)…生理不順、生理痛がひどい

 4)…手足が冷える、または、ほてる

 5)…朝まで疲労が残っている

 6)…あまり汗をかかない

 7)…普段、体を動かすことが少ない

 8)…吹き出物や肌荒れが出やすい

 

以上の項目のうち、6項目以上当てはまる人は基礎代謝が低下している可能性大です

基礎代謝が高いければ痩せやすく太りにくい

そして、効率的に健康的にダイエットするには基礎代謝を上げる必要があります

 

では、どうすれば基礎代謝はあげられるの?

それは次回ご紹介したいと思います


お料理推進委員会(仮)第十回。今回はダイエット編の基礎代謝についてを書かせて頂きました

次回はこの話題の後半として

『基礎代謝の上げ方』をご紹介します